スウェーデン西海岸で焼却場を運営するお客様もそうでした。この工場では、家庭ごみを地域暖房と電気に変換しています。工場が停止した場合、多くの人が暖房不足や停電の影響を受けます。そんなとき、タプロが迅速に対応し、スペアパーツを常時在庫していることが、お客様にとって安心材料になっています。

今日の運転では、タプロメーカーとは別のポンプが2台使われています。この2台のポンプは24時間365日、HCL水を循環させており、オペレーション全体にとって重要なプロセスとなっています。そのうちの1台は、1台目のポンプがトラブルで停止した場合のバックアップ用として機能しています。先日、故障が発生し、バックアップポンプが稼動することになりました。スペアパーツをサプライヤーに注文したところ、納期は16週間後と言われました。突然、もう1台のポンプも止まってしまい、スペアパーツが必要になったら、工場全体が止まってしまうという事態に陥ってしまったのです。

このシナリオをスウェーデンの同僚Fredrik Tholénに説明し、お客様と相談した結果、第三のバックアップとしてタプロのAODDポンプを設置することになりました。2週間後、ポンプ(T400 PTT)とパルセーションダンプナー(DT400 PT)が設置されました。万が一、最初の2台のポンプが同時に故障しても、工程を確保することができます。当社の標準ポンプとスペアパーツは倉庫に保管されており、プラントの新しいバックアップポンプに問題が発生した場合、すぐに配送することができます。

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